JAXA

What's New

2022/11/10
Apache LOG4jの脆弱性対応完了しサービスを再開
2021/12/10
Apache LOG4jの脆弱性対応のためサービスを一次停止
2021/11/11
G-Portal/Webapi サイト公開。

Document

WebAPIに関するドキュメント
本WebAPIの説明会 資料 本WebAPIを紹介する説明の資料です。
ユーザガイド 本WebAPIを使用する際の基本的な手順を説明している資料です。
デベロッパーガイド 本WebAPIを使用してシステムを開発する際に参考とする資料です。

Tutorial

以下はデベロッパーガイド及びユーザガイドに記載してある、本WebAPIの利用方法について、Webブラウザで実施可能なものを抜粋、記載しています。

・観測データ画像の取得(WMS)
・観測データを切出して取得(WCS)
・(参考)観測データの検索(CSW)
・WMSパラメータ一覧
・WCSパラメータ一覧
・(参考)CSWパラメータ一覧

観測データ画像の取得(WMS)

■関心領域と観測日時、物理量から画像を取得
https://gpwmap.jaxa.jp/examind/api/WS/wms/default?service=WMS&version=1.1.1&request=GetMap&layers=GCOM-C-L2-SST-Day_1km:SST&styles=&format=image/png&transparent=true&time=2021-04-02T01:33:00.000Z&srs=EPSG:4326&width=900&height=480&bbox=130.0,30.0,140.0,40.0
上記のURLクエリでは以下を指定し、画像を取得しています。
・物理量が「GCOM-C衛星(しきさい)の1km分解能の海面水温(Sea Surface Temperture:SST)」
・画像形式が「png」
・観測日時が「2021-04-02T01:33:00.000Z」
・関心領域が「130,40,140,30」
パラメータの詳細はユーザガイドもしくはWMSパラメータ一覧をご参照下さい。

(参考)観測データを切出して取得(WCS)

■関心領域と観測日時、物理量を指定して観測データを取得
https://gpwmap.jaxa.jp/examind/api/WS/wcs/default?service=WCS&version=2.0.1&request=GetCoverage&format=image/tiff&subset=Lon(139.47,141.0)&subset=Lat(34.75,35.85)&subset=t(2021-04-02T01:33:00.000Z)&CoverageID=GCOM-C-L2-SST-Day_250m:SST
上記のURLクエリでは以下を指定し、観測データをGeoTIFFとして取得しています。
・物理量が「GCOM-C衛星(しきさい)の250m分解能の海面水温(Sea Surface Temperture:SST)」
・画像形式が「tiff(Geotiff)」
・観測日時が「2021-04-02T01:33:00.000Z」
・関心領域が「139.47,34.75,141.0,35.85」
パラメータの詳細はユーザガイドもしくはWCSパラメータ一覧をご参照下さい。

観測データの検索(CSW)

■関心領域と観測期間から観測時刻を調べる際のURL
https://gportal.jaxa.jp/csw/csw?service=CSW&version=3.0.0&request=GetRecords&outputFormat=application/json&datasetId=10002002&startTime=2021-07-07T00:00:00Z&endTime=2021-07-07T11:59:59Z&bbox=130,40,140,30
上記のURLクエリでは関心領域が「130,40,140,30」、観測期間が「2021-07-07T00:00:00Z」から「2021-07-07T11:59:59」の観測データを検索するクエリです。
パラメータの詳細はG-Portal 地球観測衛星データ提供システム (一般) ユーザ向け取扱説明書もしくはCSWパラメータ一覧をご参照下さい。
■検索結果から観測時刻のみ抽出する方法
上記では、衛星名やセンサー、グラニュールIDや、観測領域(フットプリント)等の観測時刻以外も含めて出力されます。
WMS及びWCSで指定する日時のみ抽出する際は以下のコマンドでパース(構文解析、抽出)可能です。
※jsonフォーマットで出力した場合にjqでパースする例です。
jq -r '.features[].properties.gpp.sceneCenterTime' | sed -e "s/\.[0-9]*Z$/Z/g"

WMSパラメータ一覧

パラメータ一覧
パラメータ 内容 備考
layers 要求する物理量 GCOM-C-L2-SST-Day_1km:SST 1km分解能の海面水温
GCOM-C-L2-SST-Day_1km:Cloud_probability 1km分解能の雲確率
GCOM-C-L2-SST-Day_250m:SST 250m分解能の海面水温
GCOM-C-L2-SST-Day_250m:Cloud_probability 250m分解能の雲確立
GCOM-C-L2-IWPR_1km:CHLA 1km分解能のクロロフィルa 濃度
GCOM-C-L2-IWPR_1km:TSM 1km分解能の懸濁物質濃度
GCOM-C-L2-IWPR_1km:CDOM 1km分解能の有色溶存有機物吸光係数
GCOM-C-L2-IWPR_250m:CHLA 250m分解能のクロロフィルa 濃度
GCOM-C-L2-IWPR_250m:TSM 250m分解能の懸濁物質濃度
GCOM-C-L2-IWPR_250m:CDOM 250m分解能の有色溶存有機物吸光係数
format 画像フォーマット image/gif
image/png
image/jpeg現在、機能調整中(利用不可)
image/bmp現在、機能調整中(利用不可)
image/tiff
image/x-portable-pixmap現在、機能調整中(利用不可)
time 観測日時 (例)2021-04-02T01:33:00.000Z yyyy-mm-ddThh:mm:ssZ
srs 空間座標系 EPSG:4326
CRS:84
EPSG:3395
EPSG:3857
EPSG:27571
EPSG:27572
EPSG:27573
EPSG:27574
width 画像の幅 (例)900 ピクセル
time 観測日時 (例)480 ピクセル
bbox 取得範囲 (例)120.0,15.0,160.0,50.0 左下経度,左下緯度,右上経度,右上緯度

WCSパラメータ一覧

パラメータ一覧
パラメータ 内容 備考
subset 指定範囲(経度) (例)Lon(120.0,160.0)
指定範囲(緯度) (例)Lon(15.5,50.0)
観測日時 (例)t(2021-04-02T01:33:00.000Z 世界標準時
CoverageId 要求する物理量 GCOM-C-L2-SST-Day_1km:SST 1km分解能の海面水温
GCOM-C-L2-SST-Day_1km:Cloud_probability 1km分解能の雲確率
GCOM-C-L2-SST-Day_250m:SST 250m分解能の海面水温
GCOM-C-L2-SST-Day_250m:Cloud_probability 250m分解能の雲確立
GCOM-C-L2-IWPR_1km:CHLA 1km分解能のクロロフィルa 濃度
GCOM-C-L2-IWPR_1km:TSM 1km分解能の懸濁物質濃度
GCOM-C-L2-IWPR_1km:CDOM 1km分解能の有色溶存有機物吸光係数
GCOM-C-L2-IWPR_250m:CHLA 250m分解能のクロロフィルa 濃度
GCOM-C-L2-IWPR_250m:TSM 250m分解能の懸濁物質濃度
GCOM-C-L2-IWPR_250m:CDOM 250m分解能の有色溶存有機物吸光係数

CSWパラメータ一覧

パラメータ一覧
パラメータ 内容 備考
startTime 検索開始日時(古い日時) (例)2021-07-07T00:00:00Z yyyy-mm-ddThh:mm:ssZ
endTime 検索開始日時(古い日時) (例)2021-07-07T11:59:59Z yyyy-mm-ddThh:mm:ssZ
bbox 検索範囲 (例)130,40,140,30 左下経度,左下緯度,右上経度,右上緯度
datasetId 検索するデータセット (例:個別指定)10002002 詳細はこちらを参照
(例:範囲指定)10002002+10002999
(例:複数指定)10002002,10002003
outputFormat 検索結果のフォーマット application/xml
text/html
application/json
application/atom+xml
application/xml
application/xml

Sample

デベロッパーガイドユーザガイドチュートリアルで紹介した本WebAPIの利用例を以下に掲載しています。

・Python による WCS 利用例

Contact

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国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター
rd-mos'at'ml.jaxa.jp
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